ジュニア・ユースアスリート育成

弊ジムのトレーナー鶴谷は現役時代7人制ラグビー日本代表を経験し、その他にもトップチームで長年トレーニングを行ってきました。
引退後はアスリートのパフォーマンス向上を目的とした資格を取得し、これらの経験と知識を併せ独自のメソッドを考案しました。
このメソッドはトップアスリートから一般の方まで、老若男女問わず幅広い層をカバーできる内容となっております。
また、個人に合わせたアプローチもできるため、競技レベルやトレーニングレベルに依存しません。
「やってみたい」「強くなりたい」「体の機能を向上させたい」「効率的に体づくりをしたい」と思っている方は是非弊ジムへお越しください!

今回はトップアスリートを目指すジュニア・ユース世代アスリートや、運動能力向上を目指すジュニア・ユース世代に対して弊ジムがどのようにアプローチをしていくのか説明していこうと思います。

弊ジムが大事にしている事

パーソナルジムと聞いて思い浮かぶのはどんな事でしょうか?
ほとんどの方がダンベルやバーベルを使ってトレーニングしている姿を思い浮かべると思います。
まさにその通りです。しかし、それだけが弊ジムで行うトレーニングではありません。
特にジュニア・ユース世代は、今後さまざまな動きやトレーニングに対応できる土台が必要です。
例えば股関節。
柔軟性があっても自分の意識で動かせる可動域が狭い場合スポーツ中に柔軟性の恩恵は受けられません。
先ずはそういう部分を向上させるスタビリティやモビリティを中心に体づくりを行っていきます。
地味なトレーニングも多いですが、それが今後の未来を左右します。
また、それと同時に筋力アップを目的としたストレングストレーニングや、自分の体をコントロールする能力を養うバランス系のトレーニングも行っていきます。

スタビリティ・モビリティ

人間の体は腰椎などの安定性が重要な関節と、股関節などの可動性が重要な関節があります。
この安定性や可動性はスポーツ動作に関わらず、普段の生活でも重要な要素です。
ジュニア・ユース時代にこういった土台となる要素をしっかりトレーニングすることで、成長の過程でどんどんパフォーマンスを向上させられます!
また、この土台をしっかりさせることでトレーニング自体の強度もあげていくことができ、シンプルに身体能力が向上します!

バランス系トレーニング

バランストレーニングは体への負荷は低いですが、神経系にかなり刺激を入れられるトレーニングです。
スポーツ中は絶えず外的負荷がかかっています。
その為、自分の思うように動作を行うには絶えずバランスをコントロールする必要があります。
また、常に自分の強い姿勢をキープする為にも非常に重要な要素です。
バランストレーニングは常に不規則な負荷でなければいけません。
例えば、片脚でのスクワットをバランスセッションの際に毎回やるとします。同じことをやるとしても毎回予測不可能な外的負荷を入れていくのです。
これを繰り返し行うことで片脚でのバランス能力は向上していき、結果的に片脚での筋力やパワーも向上していきます。
このように自分の意のままに体をコントロールする能力をジュニア・ユース時代から積み上げていくことで、トップアスリートになった時に自分の持っている能力を最大化させられるようになります!

ストレングストレーニング

簡単に言うとこのストレングストレーニングは筋力トレーニングです。
ダンベルやバーベルなどいろんな器具を使って筋力・筋肉量アップを目指すトレーニングです。
ジュニア・ユース世代は成長期にあたる為、器具を使ってどれだけ負荷をかけるのかなどは個々によって違います。
また、この時期は体がどのように筋肉を使うのか学ぶ段階です。無理に重さを求めていくことはありません。
この時期は筋トレによって身長が伸びなくなるなどの心配をしている親御さんが多いと思います。
しかし、実際にはそこまで心配する必要はありません。
成長期に筋トレすると身長が伸びなくなるというエビデンスは現時点ではありません。

瞬発系トレーニング

大人の場合、瞬発系トレーニングはバーベルやダンベルを使用することもあります。
しかしジュニア・ユース世代は、基本的には自重での瞬発系トレーニングを行います。
それも、ストレングストレーニングをある程度の期間行って筋力が瞬発系トレーニングに耐えられる強さになってから導入していきます。
瞬発系トレーニングはストレングストレーニングでつけた筋力をよりスポーツで生かせるようにするトレーニングと捉えてもいいです。
それだけ全世代にとって重要なトレーニングになります。
他の選手と差をつけるためにしっかり瞬発系トレーニングも取り入れて行きましょう。

リカバリーについて

リカバリーはトレーニングと同じくらい体づくりでは大事な要素になります。
リカバリーが上手くいっていないと、トレーニングを重ねるたびに疲労が蓄積していって、最悪の場合怪我やオーバーワークで数日休まなければいけなくなります。
その日の疲労はできるだけその日のうちに回復させなければ、翌日のトレーニングの際に本来持っている能力を発揮できなくなります。
これはトレーニングや練習の質を下げることに繋がります。
毎回のトレーニングで自分の本来持っている力を最大限発揮できるようにするだけで、身体能力や競技スキルの成長度合いは全く変わってきます。
これは大人のアスリートの中では当たり前のことですが、ジュニア・ユース世代も同じことです。
世界に目を向けると、このようなことが当たり前のようにジュニア・ユース世代から行われています。
最短で世界と戦える能力を身につけるために、リカバリーにも意識を向けて日々過ごしていきましょう!

栄養について

大人のアスリートでも栄養に関しては拘っている選手が多いです。
それだけ栄養摂取は重要です。
成長期の子供となったらさらに重要度は増します。
子供の場合、トレーニングで負荷をかけた体の回復以外にも、骨格を成長させる為の栄養が必要になってきます。
要するに、成長期に激しい運動を行っている子供は思っている以上に食事量を摂らなければいけないということです。
この栄養というカテゴリーは親御さんのサポートなしでは難しいので、親御さんにもしっかりとした知識をつけてもらい、成長期の子供のサポートをしてもらえたらと思います。

ストレッチ&筋膜リリースについて

成長期の体は骨の成長が早く、それが原因で筋膜や筋肉が伸ばされて緊張しやすくなります。
トレーニングでも筋膜や筋肉に負荷をかけているので、ストレッチやフォームローラーなどで筋膜リリースをするようにしてください。
筋膜は筋肉を包む膜のことで、体全体に張り巡らされています。
ですので、ストレッチや筋膜リリースは特定の部位だけやるのではなく、全身行うようにしてください。
筋膜リリースのやり方については以下の動画を参考にしてください!


睡眠について

大人のアスリートは7時間から9時間を目安にしますが、成長期にある子供は8時間から10時間を目安に睡眠時間を確保するようにしてください。
睡眠中に大量の成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンが骨格の成長や筋肉の成長に最も重要な役割を果たします。
理想的な栄養摂取、理想的なストレッチや筋膜リリースを行っていても睡眠時間が短いとリカバリーが追いつかず、成長スピードが遅くなってしまいます。
リカバリーの中でも睡眠が1番大事といっても過言ではありません。
睡眠時間はしっかり確保するようにしてください。